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診療科のご案内
膝関節に不安がある方/人工膝関節置換術
人工膝関節には関節面すべてを換える全置換術と半分だけを換える単顆型置換術があります。
全人工膝関節置換術(TKA)
これは傷んだ軟骨、骨を人工膝関節の形に合わせて薄く削り、金属、セラミック、ポリエチレンでできた人工関節を自分の骨の上にしっかりと固定する手術です。約30年の歴史があり、日本でも年間約70000件の手術が行われています。手術治療の中で最も痛みをとる効果が高く、また変形の矯正が行え、成績の安定した手術です。

人工膝関節の固定には通常、骨セメントという樹脂(物質名:ポリメチルメサクリレート)を使用する場合(セメント固定)とセメントを使用せず固定する場合、その組み合わせ(ハイブリッド固定)がありますが、原則的にはセメント固定を行います。ポリメチルメサクリレートは従来歯科材料として使用されていたものを人工関節に応用したもので、人工関節分野では開発当初(30年以上前)から使用され、強固な固定が得られる優れた材料です。

人工膝関節の耐久性は、10年間ゆるみがなく、日常生活が過ごせる可能性が95%以上あり、長期に安定した手術法です。ただどういう場合に弛み起こるかということに関して様々な研究がなされておりますが、一番ゆるみに関係するのは体重であることがわかっています。変形性膝関節症の原因にも肥満が大きく関係しますが、術後も重要です。肥満の方は術後にも減量を心がけましょう。減量のためには多少の食事制限と運動が必要です。一番理想的な運動は水中運動で、プールの中を歩くのがおすすめです。

人工膝関節置換術に伴う危険性(合併症)はいずれも頻度の低いものです。術後感染(病原菌により化膿してしまうこと)は最も注意のいる合併症ですが、これは人工関節周囲がいったん感染を起こしてしまうと治りにくいという性質のためです。当院では感染予防策として、手術室はクリーンルームを使用し、術者も宇宙服のような特別な手術着を着用して術者から細菌が入らないようにしています。また予防的な抗生物質の全身投与や骨セメントへの混入などできるだけの事をしており、感染の可能性は1%以下です。万が一感染が起こった場合でも、早く発見して処置を行えば治る場合も多いです。
膝関節
(術後3ヶ月・皮切12cm)
また最近、注目されていることとして、下肢の静脈内に血のかたまり(血栓)ができる深部静脈血栓症があります。大きな血栓ができ、それが血液中に流れ出し肺の血管ににつまると、飛行機で長時間座っていても起こるので有名になったエコノミー症候群(肺梗塞症)をおこします。これで生命に関わるというとはまれですが、予防としては出来るだけ早くから動く(筋肉を使う)ことが一番重要で、当院では積極的に早期リハビリに取り組んでいます。出血と輸血:人工膝関節置換は多くの出血を伴う手術ではありませんが、時に術後に多少の出血があります。当院では止血材の使用などを効果的に使用することによって、輸血は回避できると考えています。

膝関節
全置換型人工膝関節の
レントゲン写真
膝関節


術後のリハビリは、当院ではリハビリテーション部と協力してしっかりとしたメニューで取り組んでいます。術後2日目に歩行練習を開始し、ほとんどの方は術後3週間で一本杖歩行が可能になり退院できます。

単顆型人工膝関節置換術(UKA)
これは関節面の中で傷んだところだけ(通常、内側の半分だけ)を置換する人工関節です。利点は手術の傷、骨切りの量が少なくてすむ、術後の回復が早く、曲がりがよいところです。適応としては、内側に限局した関節症の患者さんが対象となり、変形が強い場合にすると、痛みが十分取れないことがあります。また長期の耐久性は悪くはありませんが(10年の耐久性が90%)、次にあげる全人工膝関節置換術には若干劣ります。また若い人に行うと成績が悪いといわれており、当院では比較的高齢で関節症が軽く、保存的治療が効かない方に限定して行っています。
UKA
高位脛骨骨切り術 (HTO)
これは、膝関節の内側の傷んだところに対して偏った過重なストレスがかかっているため、自分自身の骨を切り、少し角度を変えることにより、比較的きれいに残っている外側に体重を移動させる手術です。この方法は、患者さんの膝が温存されるので、正座が可能であったりスポーツや農業への復帰が可能となります。しかしながら、若年の患者さんで変形の軽度な方に対してのみ適応となる手術であり、術後の骨癒合まで疼痛が多少続くこと、機能回復にはリハビリをしっかり行う必要があります。
人工膝節置換術 手術実績
人工股関節置換術 再置換術 感染 神経麻痺
2015 155例 3 1 0
2014 127例 1 1 0
2013 115例 0 0 0
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両側の変形性膝関節症の方で、左右同時に人工膝関節置換術をお受けになりました。手術前は両膝の痛みとO脚変形が強く、関節の伸びも曲がりもかなり制限されていましたが、手術後2週間で痛みは軽くなり、杖歩行も可能となりました。脚はまっすぐになって曲げ伸ばしも改善しました。

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