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学会活動報告

リハビリテーション科では、よりよいリハビリテーションの提供を目的に学術的活動に努めております。その一環として、日々の臨床現場での経験や疑問を再考し科学的根拠を導き出す為、リハビリ関連療法士、医師その他各部署と共に研究し、学会や研修会において発表を行っております。
平成28年度の発表について簡単ではありますがご紹介させて頂きます。[ PDF ]

また、過去の学会発表はこちらよりご覧ください。
 ・平成27年度
 ・平成26年度
 ・平成25年度以前

発表日 平成28年4月29日〜5月2日
学会名 The International Society of Physical and Rehabilitation Medicine(10TH ISPRM)
演題 Efficacy of cryotherapy following total hip arthroplasty
(人工股関節全置換術後における寒冷療法の効果)
主演者 理学療法士 竹内雄一
共同演者 岩切健太郎、木村祐介、熊田直也、小林章郎
概要 人工股関節術後早期の炎症症状(痛み、腫脹、熱感、発赤)は、術後リハビリテーション介入の妨げとなり、歩行動作獲得を遅延させる因子の一つです。今回、術後早期から術創部周囲に寒冷療法(アイシング)を実施した結果、術周囲(太もも)の腫脹が軽減され、歩行動作を早期に改善することがわかりました。
発表日 平成28年4月29日〜5月2日
学会名 The International Society of Physical and Rehabilitation Medicine(10TH ISPRM)
演題 The transition and efficacy of patient-perceived leg length discrepancy following total hip arthroplasty  (人工股関節術後における自覚的脚長差の推移)
主演者 理学療法士 竹内雄一
共同演者 岩切健太郎、木村祐介、熊田直也、小林章郎
概要 人工股関節全置換術後に足の長さが左右異なると感じると訴える(自覚的脚長差)患者さんがいます。今回、術後の自覚的脚長差の割合と自覚的脚長差が歩行能力に及ぼす影響について調査した結果、術後の自覚的脚長差の割合は徐々に減少傾向にありましたが、自覚的脚長差がある患者さんは歩行能力が低下していました。
発表日 平成28年6月19日
学会名 26回奈良県理学療法学士学会
演題 人工股関節全置換術術後早期における自覚的脚長差に影響を与える因子の検討
主演者 理学療法士 木村祐介
共同演者 竹内雄一、久野剛史、北川明宏、速見全功、熊田直也、清水智弘、奥田早紀
西谷輝、岩切健太郎医師、小林章郎医師
概要 人工股関節全置換術の術後早期において、自覚的に脚長差を認める要因について調査しました。結果、自覚的に脚長差を認める患者さんは、股関節の動きが悪く、手術側に体重がかけにくいため歩行スピードが低下していることがわかりました。術後早期で痛みがあると思いますが、股関節の動きをよくし、体重をかかりやすくすることで歩行スピードが増し、結果、自覚的な脚長差を認めにくくなると考えます。
発表日 平成28年6月19日
学会名 26回奈良県理学療法学士学会
演題 人工股関節全置換術術後の歩行満足度の阻害因子の検討
主演者 理学療法士 熊田直也
共同演者 木村祐介、竹内雄一、久野剛史、北川明宏、奥田早紀、西谷輝、岩切健太郎、小林章郎
概要 人工股関節全置換術の術後早期において、自覚的に脚長差を認める要因について調査しました。結果、自覚的に脚長差を認める患者さんは、股関節の動きが悪く、手術側に体重がかけにくいため歩行スピードが低下していることがわかりました。術後早期で痛みがあると思いますが、股関節の動きをよくし、体重をかかりやすくすることで歩行スピードが増し、結果、自覚的な脚長差を認めにくくなると考えます。
発表日 平成28年6月19日
学会名 26回奈良県理学療法学士学会
演題 腰部脊柱管狭窄症術後の残存腰痛に及ぼす術前因子の検討
主演者 理学療法士 竹内雄一
共同演者 辻尾唯雄MD、星野雅俊MD、木村祐介、久野剛史、大林舞、北川明宏、熊田直也
速見 全功、清水智弘、奥田早紀、関昌彦MD
概要 腰部脊柱管狭窄症術後の腰痛は患者さんの生活の質(QOL)や満足度を低下させます。今回、腰部脊柱管狭窄症術後腰痛がある患者さんの術前の身体的特徴を調査した結果、術後に腰痛がある患者さんは腰椎の可動性と背筋に脂肪の割合が多いことがわかりました。
発表日 平成28年9月3日
学会名 第9回日本手関節外科ワークショップ
演題 多剤カクテル注射を用いた橈骨遠位端骨折術後の早期疼痛管理
主演者 作業療法士 中川勇希
共同演者 安藤佳幸、安田匡孝
概要 高齢者に頻発する骨折の中に橈骨遠位端骨折がある。多くは、早期機能回復を目的に手術を施行するが、術後の痛みが原因となり日常生活能力の向上が乏しい場合がある。そこで、人工関節などで多く用いられる術後の痛み軽減を目的とした多剤カクテル注射(鎮痛効果のある混合薬剤)を術中に注射した。結果、術後2日目までの痛みが軽減することが分かった。多剤カクテル注射は人工関節のみならず、手外科領域においても有効性があることが分かりました。
発表日 平成28年9月2日〜9月3日
学会名 第24回日本腰痛学会
演題 腰部脊柱管狭窄症術後の腰痛患者における出現時期の意義
- QOLとの経時的関連を含めた検討 -
主演者 理学療法士 竹内雄一
共同演者 辻尾唯雄、星野雅俊、木村祐介、久野剛史、大林舞、北川明宏、熊田直也
速見全功、清水智弘、奥田早紀、関昌彦
概要 腰部脊柱管狭窄症術後の腰痛は生活の質(QOL)を低下させます。今回、術後腰痛患者さんの割合と腰痛の特徴について調査した結果、術後1年時に腰痛がある患者さんは15%程度に認め、腰痛の特徴として術後3か月に腰痛がある患者さんは術後1年時にも腰痛を認めました。
発表日 平成28年9月30日
学会名 第127回中部整形外科・災害外科学会
演題 多剤カクテル注射を用いた橈骨遠位端骨折術後の早期疼痛管理
〜早期機能回復への関与〜
主演者 作業療法士 中川勇希
共同演者 安藤佳幸、藪晋人、寺川雅基、曽我部祐輔、安田匡孝
概要 多剤カクテル注射(鎮痛効果のある混合薬剤)が橈骨遠位端骨折術後症例に及ぼす影響について、術後2日目までの除痛効果があることが分かった。そこで、多剤カクテル注射を使用したことでどの程度、手の機能として日常生活に影響を及ぼすかを1週、2週時に計測を行い、検証した。結果、多剤カクテル注射を使用したことで術後の痛みは2日目時点で大幅に改善がみられ、日常生活機能としては、術後1週時で「文字を書く」、「悪い方の手で新聞のページをめくる」などの比較的軽作業と思われる項目において、動作能力が高い傾向にあることがわかりました。このことから痛みがあるために、比較的軽作業においても日常生活動作が行えない可能性が考えられます。
発表日 平成28年11月4日〜11月5日
学会名 第43回日本股関節学会
演題 人工股関節全置換術術後における自覚的脚長差に影響を与える因子の検討-第2報-
主演者 理学療法士 木村祐介
共同演者 岩切健太郎医師、竹内雄一、熊田直也、小林章郎医師
概要 人工股関節全置換術の術後早期・長期経過患者さんにおいて、自覚的に脚長差を認める要因について調査しました。結果、自覚的に脚長差を認める患者さんは、早期では手術前の脚の長さ不均衡、股関節の動きが悪く、手術側に体重がかけにくいため、歩行スピードが低下していることがわかりました。また、長期間経過した患者さんでは、股関節の動きが悪く、腰椎の側弯(背骨が横方向に曲がっている状態のこと)が影響し、長期の経過とともに腰椎側弯の程度も悪化していることが分かりました。術後早期では痛みがあると思いますが、股関節の動きをよくし、体重をかかりやすくすることで、歩行スピードが増し、結果、自覚的な脚長差を認めにくくなると考えます。また早期から、自覚的な脚長差を認めないようにリハビリすることで、腰椎の側弯を予防することができると考えます。
発表日 平成28年11月4日〜11月5日
学会名 第43回日本股関節学会
演題 人工股関節全置換術前後における自覚的脚長差と股関節可動域の経時的変化の検討
主演者 理学療法士 竹内雄一
共同演者 岩切健太郎、木村祐介、熊田直也、小林章郎
概要 人工股関節全置換術後に足の長さが左右異なると感じると訴える(自覚的脚長差)患者さんがいます。自覚的脚長差は歩行能力および満足度を低下させます。今回、自覚的脚長差に影響する因子を経時的に検討した結果、術後の内転制限(内側に動かす関節制限)があることがわかりました。
発表日 平成28年11月4日〜11月5日
学会名 第43回日本股関節学会
演題 人工股関節全置換術術後の歩行満足度の阻害因子が生じる時期の検討
主演者 理学療法士 熊田直也
共同演者 木村祐介、竹内雄一、久野剛史、北川明宏、奥田早紀、西谷輝、岩切健太郎、小林章郎
概要 人工股関節全置換術は、足の痛みや歩きにくさなどを改善する手術ですが、術後の歩くことに対する満足度が低いと感じる患者様がいる場合があります。私達は前年の本学会にて術後3ヵ月時の歩くことに対する満足度を下げる因子が、脚を内側に閉じる角度と痛みの有無と報告しました。そこで今回は、これらの因子がいつ生じたのかを調査しました。その結果、手術から1ヵ月以内に脚を内側に閉じる角度を獲得することと、痛みを無くすことが重要とわかりました。
発表日 平成28年11月10〜12日
学会名 第40回 日本高次脳機能障害学術大会
演題 右半球損傷後に声音性失音楽を呈した非音楽家の一例
-ピッチ表出に限られた障害の検討-
主演者 言語聴覚士 岩ア久留実
共同演者 塚本能三
概要 脳損傷後には運動麻痺や感覚障害などの身体的な障害以外に、私たちが当たり前のように行っている認知活動が障害される場合があります。その障害の総称を高次脳機能障害といい、注意障害・記憶障害・失語症・失行・失認など障害は多岐に渡ります。今回は高次脳機能障害の中の"声音性失音楽"という、脳梗塞後に"音程が外れて歌が歌えなくなる"障害を呈した一例を経験しました。その障害発現メカニズムを検討し、訓練を行った結果、症状の回復には早期のピッチコントロール訓練が効果的である可能性が示唆されました。
発表日 平成28年11月18日
学会名 第1回北和ブロック症例検討会
演題 右人工関節置換術後、腰椎変性すべり症による歩行時痛が出現した一症例
主演者 理学療法士 金谷剛志
概要 人工股関節全置換術(THA)手術後に、既往歴の腰椎変性すべり症由来の歩行時痛が強くなった患者様を担当させて頂きました。股関節疾患と腰椎疾患は密接な関係があるとされており、歩く姿勢と体幹筋力を改善したことで歩行時の痛みは軽減されました。
発表日 平成28年11月18日
学会名 第1回北和ブロック症例検討会
演題 左人工関節置換術後のデュシェンヌ徴候と荷重時痛に着目した一症例
主演者 理学療法士 小仲友輝
概要 変形性股関節症は、症状の進行に伴い、変形による歩行時痛を伴います。今回、 人工股関節全置換術(THA)を施行された症例を担当しました。術後は独歩獲得を目標にお尻の横にある中殿筋といわれる筋肉の筋力向上、足を内側に入れる角度の獲得を目的にリハビリを実施しました。足を内側に入れる角度が少ないと、身体を支える時に左右へ揺れてしまうと言われています。そのため、手術後に足を内側に入れる訓練を行うことは、きれいな歩き方をするために重要であると考えます。その結果、リハビリが終了する時には身体が揺れない歩き方を獲得することが出来ました。
発表日 平成28年11月26日〜11月27日
学会名 第56回近畿理学療法学術大会
演題 人工股関節全置換術後における自覚的脚長差残存した症例の特徴
-多重ロジスティック回帰分析による検討-
主演者 理学療法士 木村祐介
共同演者 竹内雄一、久野剛史、北川明宏、速見全功、熊田直也、清水智弘、奥田早紀、西谷輝
岩切健太郎医師、小林章郎医師
概要 人工股関節全置換術の術後早期・長期経過患者さんにおいて、自覚的に脚長差を認めた要因について調査しました。結果、自覚的に脚長差を認める患者さんは、早期では27%、長期間経過患者さんでは、21%に認めました。術後早期では、股関節の動きが悪く、術前の脚の長さの不均衡が影響していました。長期間経過患者さんでは、腰椎の側弯が影響し、体重がかけにくいことが影響していました。術後早期では痛みがあると思いますが、股関節の動きをよくすることで、自覚的な脚長差を認めにくくなると考えます。また早期から、自覚的な脚長差を認めないようにリハビリすることで、腰椎の側弯を予防することができると考えます。
発表日 平成28年11月26日〜11月27日
学会名 第56回近畿理学療法学術大会
演題 人工股関節全置換術術後の歩行満足度の阻害因子が生じる時期の検討
主演者 理学療法士 熊田直也
共同演者 木村祐介、竹内雄一、久野剛史、北川明宏、奥田早紀、西谷輝、岩切健太郎、小林章郎
概要 人工股関節全置換術は、足の痛みや歩きにくさなどを改善する手術ですが、術後の歩くことに対する満足度が低いと感じる患者様がいる場合があります。そのため、私達は術後3ヵ月時の歩くことに対する満足度を下げる因子と、これらの因子がいつ生じたのかを調査しました。その結果、満足度を下げる因子は、手術した脚を内側に閉じる角度と痛みの有無であり、また手術から1ヵ月以内に角度を獲得し、痛みを無くすことが重要とわかりました。
発表日 平成28年11月26日〜11月27日
学会名 第56回近畿理学療法学術大会
演題 サルコペニアは腰部脊柱管狭窄症患者のQOLに影響するか?
主演者 理学療法士 竹内雄一
共同演者 星野雅俊MD、辻尾唯雄MD、木村祐介、久野剛史、北川明宏、熊田直也、速見全功
清水智弘、奥田早紀、西谷輝、関昌彦MD
概要 近年、高齢化に伴い腰痛や歩行障害を訴える割合は高く、腰部脊柱管狭窄症も年々増加することが見込まれます。一方、サルコペニアは筋量と筋力、身体機能の低下、またダイナぺニアは筋力および身体機能の低下を通じて生活の質(QOL)の低下を招くとされています。今回、腰部脊柱管狭窄症患者さんにおけるサルコペニア(ダイナぺニア)の割合とサルコペニア(ダイナぺニア)が生活の質(QOL)に及ぼす影響について調査した結果、サルコペニアの患者さんは18%、ダイナペニアの患者さんは36%に認めました。また、サルコペニアの患者さんは腰痛の程度が高く、ダイナペニアの患者さんでは生活の質(QOL)が低下していました。
発表日 平成28年11月4日〜11月5日
学会名 第43回日本股関節学会
演題 人工股関節全置換術術後の歩行満足度の阻害因子が生じる時期の検討
主演者 理学療法士 熊田直也
共同演者 木村祐介、竹内雄一、久野剛史、北川明宏、奥田早紀、西谷輝、岩切健太郎、小林章郎
概要 人工股関節全置換術は、足の痛みや歩きにくさなどを改善する手術ですが、術後の歩くことに対する満足度が低いと感じる患者様がいる場合があります。私達は前年の本学会にて術後3ヵ月時の歩くことに対する満足度を下げる因子が、脚を内側に閉じる角度と痛みの有無と報告しました。そこで今回は、これらの因子がいつ生じたのかを調査しました。その結果、手術から1ヵ月以内に脚を内側に閉じる角度を獲得することと、痛みを無くすことが重要とわかりました。
発表日 平成28年12月4日
学会名 奈良県理学療法士協会 新人教育プログラム セミナー
演題 運動器疾患の理学療法(大腿骨頚部骨折の理学療法)
主演者 理学療法士 久野剛史
概要 大腿骨頚部骨折は、いわゆる高齢者が尻もちをついて受傷する"股関節の付け根の骨の骨折"で、この骨折を契機に寝たきりになってしまうことや、あるいは、入院中に肺炎などを併発し、死亡してしまうこともあます。高齢化が進む日本において大きな問題となっています。今後、ますます高齢化が進む中、寝たきりにならないことが非常に重要で、そのために、大腿骨頚部骨折のリハビリテーションは整形外科的治療(手術)に並び、重要な位置づけと言えます。このような大腿骨頚部骨折の社会的背景から、大腿骨頚部骨折の手術、リハビリテーションに至るまで、系統立ててお話させていただきました。